2006年帰国後すぐに翌年暮れのオープンを目指してWara倶楽無の設計・建築に着手したものの、工期の遅れ、資金繰り、許可申請の不備、そして何より船越康弘自身の大病により1年間の療養生活を余儀なくされ、当初の予定より丸3年の大幅な遅れが生じました。
しかしそのお陰で、建前や奇麗ごとではなく私たちはどう生きたら良いのか、人生で何をするために生まれてきたのか、何のためにWara倶楽無を営業するのか、自分たちの行き方そのものを問うための必要な時間、いわゆる魂を入れるために与えられた3年だったのだ、と今では全ての出来事に感謝しております。