わらの森は宝石だらけです
5月からわらの森のあちこちでいっぱい実ってくれた野いちごも6月初めで終わりになりました。6月も中旬になると今度はあちこちに木苺が実ってきました。淡いオレンジ色の木苺そして真っ赤な木苺 、どちらも野いちごに比べると食感も味もとても個性的です。少し苦味があったり渋みがあったり。でも力強いしっかりしたインパクトのある味で 、この時期ならではの私の大好物です。
森の散歩の途中であちこちでみのる木苺。まるでキラリと輝く森の宝石です。見た目の力強さだけではなく、舌にも満足する恵みを森が与えてくれます。ありがたいことです 。この豊かさと幸せを与えてくれる森を未来の子供たちに何としても残したいと木苺を頬張るたびにその思いが湧いてきます。
そしてこの時期何といっても 取れる量、甘味、 食感、ジャムやソースや発酵エキスや天然酵母の原料など 利用範囲の多い天然の果実は、桑苺です。
この辺りは私たちが来た35年前にはまだまだたくさんの蚕を飼う農家があり、蚕のえさになる桑の葉をとるために、桑の木がたくさん植えられていました。そのおかげで桑苺がいっぱいです 。このような恵みを毎年味わえることに幸せを感じています。