わらの暮らし

WaRa倶楽無の願い

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同じ地球に、同じ日本に、そして、同じ時代に生きる縁ある仲間と

私たち夫婦に与えられたわらの自然環境と私たちの生活そのものを共有したい。

人生に疲れたとき、悩んだ時、日々の楽しさも喜びも悲しみもお客様と宿の主という立場を超え、同じ場、同じ空気、同じ食べ物を共有し共に語り、共に泣いたり・笑ったり出来る場でありたいと願いながら、WaRa倶楽無を作りました。

もちろん、具体的に、ただここにいるだけで癒され、幸福感に満ちてやさしくなれる空間。場の持つ力を最大限に引き出すことの出来る建物にするため、今私の出来る最大限のエネルギーを注ぎました。

常に全力を出し切って精一杯の自分で応える。それを楽しみ、面白がらせていただきました。

『面白がって生きると、面白がって生きている人に出会える』

Wara倶楽無は、船越康弘・かおりが自ら包丁を握り、自らおもてなしをさせて頂きます。

5室ある民宿をやめ、2部屋にしてでも縁ある方々とじっくりと丁寧に向かい合いたい。

その時その時の人生を楽しんで、面白がって生きている私たちのまさに、今、ここを味わって欲しい。

人生のすべてはこの瞬間にあり、この瞬間を充実した時間にしたい。わらの自然の中で五感をフルにオープンにして生かされて生きる命を共に感じたいと願っています。

又、2部屋にしたのはお客さま同士、わらで自然が絶妙のタイミングで仕組んでくれた損得を超えた一生に一度人生を、根底から変えるような出逢いを楽しんでもらえるチャンスを、提供できればいいなと思ったからです。

Wara倶楽無の料金設定はオープンにあたり大きな悩みでした。

5室から2室にすることで宿泊人数は6割減となります。質の高い命の場としてのWara倶楽無の建物・そして、それを支える広大な里山と山林と水資源と農地の維持管理、そして、私たちが生活していくために必要な経費を考慮してぎりぎりの値段設定にさせていただきました。

もちろん、私たちは商売人でありお客様喜ばせ業です。縁ある人に喜んで頂き幸せを感じて頂いた分だけがお金というエネルギーで帰ってくると確信していますので期待以上の満足と幸福感を感じていただけれるよう精一杯おもてなしをさせて頂きます。

いままでの、民宿・旅館・ホテル・オーベルジュとはまったく違う新しいスタイルの場作りを目指します。宿ではなく私たちの家、生活の場に来ていただき、共に生きる場としてのWara倶楽無の存在を感じてほしいと思っています。もちろん、『サービスは折り目正しく出過ぎないこと』も大切にしたいと思っております。

未来へ想いをつなげる縁結びの、トータルライフスタイル提案の宿として皆さんと共に育てていきたいと願っています。

だから、心をこめてWara倶楽無へ『おかえりなさい』

                                船越康弘・かおり

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