わらの暮らし

鶏のチャコ

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ニュージーランドから帰国してから鶏は、ペット代わりに20羽ほど飼い始めました。産卵率が下がって廃鶏として処分される鶏をもらってきて飼っています。
もらってきた時は羽根や毛は半分以上抜け落ち、歩く事もままならない状態。
しかし2週間ほどでしっかり歩けるようになり、生毛も生えてきて2ヶ月もすればほぼ完全に羽根が生えそろい見違えるように元気になります。
全く同じ鶏なのに、空気 水 食べ物 環境を変えてやると短期でこんなに変る事ができるんだと驚かされます。
人間の健康に関しても同じことが言えると思います。しかし今の健康情報は、ビタミン カルシュウム剤 強化食品 健康食品 サプリメント等々、枝葉末節的なことがクローズアップされているように思います。
人が健康になるためには難しい理論もお金も要らない。空気 水 食べ物 環境の質を変えればいいだけ・真理はシンプル!!
鶏は元気になるだけではなく卵まで産み始めます。しかも わらへ来てから1年以上産み続けてくれます。そしてほとんど卵を産まなくなったら生活体験合宿などで、子供たちの前で屠殺して料理してみんなで食べて命をいただいていると言う現場を体験してもらっています。
帰国して4年がたつので今の鶏は4回転目です。その間、鶏だけでなく チャボや烏骨鶏も仲間入りしました。チャボは入れ替えの必要はなく産んだ卵を自分で温め雛を孵します。ですから今いるチャボは4代目です。我が家で生まれたチャボの雛はかわいくてかわいくてたまりません。

廃鶏から飼いはじめた鶏は産まなくなったら食べるのですが、わらで命を宿してくれたチャボは食べる気になれず4世代仲良く暮らしています
鶏は毎年、料理して食べさせてもらい入れ替えしていますが1羽だけ4年前から飼い続けている鶏がいます。この鶏にはチャコと言う名前までつけてかわいがっています。
チャコはきた時からとても人懐っこく、いつも人についてくるかわった鶏です。 放し飼いにしている鶏は薄暗くなるまえに自分たちでかってに鶏舎に帰ってきてくれるのですが チャコは家の軒下や 駐車場や 玄関で夜を過ごします。 どうも気持ちと意識は人間のようです
他の鶏とは全く異なる雰囲気をもっています。今では手乗り文鳥のように,手や肩や頭に乗りにきます 
チャコだけは ここで天寿を全うさせてやりたいと考えています。

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