わらの暮らし

寒い!寒い!寒い!

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この川上町に移り住んで25年になりますがこんな寒さは初めてのことです。
今朝の気温は−12度でした。WaRa倶楽無はお客様もいらっしゃるし私達も生活しているので、水が凍る事はないのですが、民宿わらの建物は135年前の古民家なので隙間風も良く通るし、今は誰も寝泊りしていないので、家中の水道管が凍ってしまいました。
洗面台もキッチンもお風呂もトイレもまったく水が出ませんでした。特に外窓があるトイレは便器の中も貯水タンクの中もカチンコチンに凍っていました。
昨日、わらの卒業生の結婚披露宴のケータリングをさせてもらっていたのでその片付けをしようと思っていましたが出来ませんでした。
鶏小屋の水タンクも凍っていて 鶏たちは水が飲めない状態になっていました。
蛇口を回せば水がいつでも使える、こんな当たり前のことが日々の命を支えてくれていることに改めて気づく事が出来ました。

昨年暮れから 民宿わらからWaRa倶楽無に生活の拠点を移してからは、「わら」
にはほとんど暮らしの営みがなくなりました。 だから家全体の温度も下がったように感じます。
毎日なんだかんだといろいろ用事が会って『わら』の建物の中には毎日のように出入りはしていますが、家の中に流れる空気、雰囲気 エネルギー のありようが全く違った感じになりました。もちろん物理的なものはなんら変りはないのですが。
おはようからおやすみまでの当たり前の暮らしの営みの中にこそ一番大切な命やエネルギーの源があるように感じます
大寒波のおかげで普段気がつかないことに対して考えるチャンスが与えられました。 人生のには必要な事しか起こらないんですよね。
寒さばんざい!

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